秀英書房

Shuei Shobo

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新刊情報

思い出は旋律とともに

5代将「頼嗣は後鳥羽院の孫なのか

秀英書房 初の電子書籍2点発売開始! 第1弾は平岡正明 著『大山倍達を信じよ』、ノーム・チョムスキー著『言語と認知』

伝説の91歳ピアノ弾き語り ホキ徳田22年ぶりの新刊『思い出は旋律とともに』好評発売中!

『5代将軍「頼嗣」は後鳥羽院の孫なのか』好評発売中!

みんなで楽しむ絵本 『5匹の魔法使いのシーサー』好評発売中!

力道山生誕100周年企画 『不世出の二大巨頭 力道山と大山倍達』好評発売中!

Web column

ウェブ連載

出版営業K部長のカレー屋探訪記

営業の合間に名店を巡る、カレー愛あふれるK部長の実食レポート。東京を中心に全国のカレー店を訪ね歩き、味や店の雰囲気、人との出会いをスパイシーに綴ります。カレーを通して街と人を味わう、ちょっとディープな食の記録。

writer

キレンジャーの末裔

2025.09.16

16件目 三省堂書店経堂店に伺った後は、無性にカレーが食べたくなります…。

サイエンスナビゲーター® 桜井進
「素晴らしき数学の世界」

数学の世界を旅する桜井進の連載コラム。数の起源から美しい数式の物語まで、歴史とロマンを交えた知的探訪。日常の中に潜む数学の魅力をひも解きながら、読者をそっと“数の宇宙”へと誘います。

writer

桜井 進

2026.02.26

第1話 まさしく“ 桁が違う” 規模!大きな数と小さな数の話

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Lecture

講演会について

By Professor
Susumu Sakurai

学校教育をもっと楽しく!
桜井進先生の算数・数学エンタメ講演会

弊社Web連載中のサイエンスナビゲーター®桜井進先生が皆さんの前で映像、音楽を駆使した楽しくて、不思議な算数・数学のエンターテイメント講演会を行います。
桜井先生の著書 『算数なるほど大図鑑 第2版』(ナツメ社刊)の内容をメインに、映像、音楽を駆使したエンターテインメント講演会。他のプログラムも用意しております。
またご希望の講演内容がありましたら、お受けいたします。ぜひ皆さんの学校で開催してみませんか?
 Susumu Sakurai  
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カスタム出版

あなたが出版したいジャンルの本、なんでも作成します。

書籍・グッズ販売

著者サイン本、弊社オリジナル「書籍×Tシャツ」、
すぐに置きたいブックエンドなど
楽しいグッズ揃えてます!

2025.09.16

三省堂書店経堂店に伺った後は、
無性にカレーが食べたくなります…。

経堂は、都内屈指のカレーエリアの一つ(←自分調べ)でもあり、いつもの通り、本日行くカレー店の絞り込みに入りましたが…。

ハッ!?これは何かの偶然か?はたまた神の悪戯か?そういえば、経堂と言えば秀英書房の本社がある場所ではないですかっ!?

さっそく、社長に連絡したところ、「おおっ!K部長!良い所へ!ちょうど連れていきたいカレー店があるのです!」…とのこと。駅前で待ち合わせし、タンジャイミールス経堂店さんへ。
おおっ!?お店の外観がエメラルドグリーンで店内もブルーとオレンジと黄色の内装で。気分はもうIN南インド〜!

このお店の本店は幡ヶ谷にあり昨年2月に2号店としてオープンしたそうです。

店名のミールスとは南インド料理を象徴するワンプレート料理のことのようです。
迷いに迷って、サンバル(南インド定番の野菜カレー)を、そして社長はチキンカレーを。マイルドで美味しい!そしてポンニライスの組み合わせも最高〜!しかも、ポンニライスは1回おかわりが出来ます!また値段もリーズナブル!…ということで、すべて満足!
うーん、これは社長と打ち合わせと称し、たびたび経堂に訪れていろいろなカレー屋さんを来店しないといけませんね!(もちろん、書店営業もします!)
タンジャイミールス経堂
東京都世田谷区経堂2-3-9

2026.2.26

第1話 まさしく“ 桁が違う” 規模! 大きな数と小さな数の話

みなさん、こんにちは。桜井進です。
今回から数学にまつわる興味深い話をしていきますので、どうぞお楽しみに!

第一回目は大きな数と小さな数の話をしましょう。
一、十、百、千、万、億、兆……当たり前のように使っている数の単位ですが、兆より大きな単位を知っていますか?また、一より小さな単位はどうでしょう。
私たちが住む地球の重さは、約5972190000000000000000000kg、すなわち約5秭9721垓9000京kg。
一方、病気の原因となるウイルスは、大きいものでも0.0001mmなので、1糸mmとなります。
いずれにせよ、どれだけ重いのか、また、どれだけ小さいのかをイメージするのはなかなか難しいものです。
ところが、算数・数学が空前の大ブームとなっていた江戸時代の日本では、お殿様も、町の人々も、大人も子どもも皆、“兆”の上は“京”と認識していましたし、その先についても、垓、秭、穣、溝、澗、正、載、極、恒河沙、阿僧祇、那由他、不可思議、無量大数、と続くことを知っていました。
のみならず、人々はこぞって天文学的な数を扱う算数・数学の問題に、楽しんで取り組んでいたと言うのだから驚きます。
江戸時代の日本で独自に発達した算数・数学が、“和算”です。和算については改めて詳しく紹介するとして、この和算の教科書的な存在だった『塵却記』(吉田光由著、1627 年 )は、当時 の 人気 作家である十返舎一九や井原西鶴の著作を遥かにしのぐ大ベストセラーでした。そしてこの『塵劫記』の冒頭に、一から無量大数までの数え方が載っていたため、日本人は「数の数え方」を“キホンのキ”として知っていたのです。
さて、何やら難しい漢字が並ぶ数の単位ですが、これらにはどんな意味があると思 いますか?
決してむやみに難しい漢字を使っているわけではないんですよ。主なものを紹介しましょう。
たとえば“億”は、「人」+「音(口をつぐむ)」+「心」。つまり「心いっ ぱいに黙って考えられるだけの大きな数」を意味します。“載”は、中国の『孫子算経』に書かれている最大の単位で、数が大きくなると大地に「載せられなくなる」という考え方に由来します。“極”は「物事のそれ以上ないところ」。“恒河沙”は「恒河(ガンジス河)の砂の数」。“溝”や“澗”は偏にさんずいがあることから水量に関係し、“秭”や“穣”は穀物の粒の数、“兆”や“京”や“垓”は都市を意味するため、人口を表した出来事に由来するのではないかという説があります。
また、一より小さい単位は、分、厘、毛、糸、忽、微、繊、沙、塵…… と 続 き、最小単位は、0.000000000000000000001 を表す清浄となります。読みにくい漢字が並ぶのは、ほとんどが仏典から導かれた言葉だからです。
これらの単位が生まれたのはすべて電卓もパソコンもない時代。
その頃からすでに人々は、大きな数も小さな数も頭の中で考え、想像力を最大限に働かせることで算数・数学を楽しんでいたのです。
<著者>桜井 進 Sakurai Susumu
1968 年山形県生まれ。サイエンスナビゲーター®。
株式会社 sakurAi Science Factory 代表取締役。東京理科大学大学院非常勤講師。
東京工業大学理学部数学科卒、同大学大学院院社会理工学研究科博士課程中退。国土地理院研究評価委員会委員。
在学中から予備校講師として教壇に立ち、数学や物理を楽しく分かりやすく生徒に伝え人気を博す。2000 年にサイエンスナビゲーター®を名乗り、数学における人間ドラマを通して数学の驚きと感動を伝える数学エンターテイメントショーをスタート。全国各地で反響を呼び、多数の学校で講演会を開催中。また多くのメディアに出演、執筆。東京工業大学世界文明センターフェローを経て、現在に至る。
著書・監修本に『雪月花の数学』『感動する!数学』『面白くて眠れなくなる数学』『算数なるほど大図鑑』など100 冊以上、英語・中国語・韓国語に多数翻訳されている。最新刊は『人生は数学でできている』(中公新書ラクレ 刊)
※サイエンスナビゲーターは株式会社 sakurAi Science Factory の登録商標です。
桜井 進